オートミールで作るチャーハンが一人暮らしで有用すぎる

自炊してみた

俺は一人暮らしを始めてから、米を主食にしていない。
米は食べられるようにする準備の時間と手間が大きいからだ。なのでここ数年の俺の主食はオートミール、パン、麺がメインで、中でも極力オートミールの調理に力を入れている。

それで、つい1週間ほど前に「いつもと違う種類のオートミールを買ってみようかな」と思って、これを買ってきた。

するとパッケージの裏面に調理例が書いてあって、その中に「チャーハン」を発見したので、試しに作ってみた。

そして食べてみたらこれが結構ちゃんと食い物としての味がするし、かなり安く作れるし、準備も手間がかからず簡単でヘルシーで健康にもよい(たぶん)わけだから、「もしかしてこれって一人暮らしの主食の最適解の有力候補かもしれない」と思った。

というわけでこの「オートミールチャーハン」をちらっと簡単に紹介したい。

作る

オートミールの準備

まずはオートミールを米にしていく。
レシピによれば、60g(オートミール料理の一食分にしてはかなり多い)に水120mlを加えて、5分浸す。

この時鶏がらスープの素を小さじ3分の1入れるらしい。

これを5分間放置したあと電子レンジで1分30秒(500W)加熱するようだ。

具を用意する

チャーハンの具って人によって完全に好みで、個性の分かれるところだと思うんだけど、俺がよくつかうのは、ネギとベーコンだ。
たまに気分でピーマンやシイタケをいれることがある。ベーコンの代わりにウインナーを代用したりすることもある。

今回はネギとしいたけとベーコンを用意した。

それぞれ米になじみやすいように極力小さく刻んでいる。

そして溶き卵をつくる。

これで具の準備は完了。

ここまでの所要時間がちょうど5分。

このあとは水に浸したオートミールを電子レンジで1分30秒加熱する。

炒めて完成

あとは加熱したオートミールと具材と卵を普通のチャーハンの要領で炒めてしまえば完成する。
味付けで軽く塩と胡椒を振る。

ね、簡単でしょう?

ちなみに炒めるのに必死で加熱中の写真は一切取ってなかった。

というのも、電子レンジで加熱した後のオートミールは米の何倍も粘り気が強くて、すぐヘラにひっつくわ、ある程度力を入れて混ぜなきゃダマができるわで、なかなか手が抜けない。
チャーハンっぽくある程度パラパラになるのに10分くらいは必死に腕に力いれていためてたんじゃないかな(2重の意味で)

オートミールチャーハンの難点といえばこの異常なまでの粘り気かな。でも、ここさえ乗り切ればなんとか食い物として成立します。

というわけで、完成した。見た目も匂いも完璧なるチャーハンだ。

食べる

で、肝心の味なんだけど、味付けさえしっかりしていれば本当に全く同じチャーハンの味として楽しめると思った。俺の場合は、悪くはなかったんだけど少し塩気が足りなかったかなと思った。これは醤油とかをもっとしっかり入れていれば解決できると思う。これに関しては完全に俺の技量の問題でしかない。

なので、オートミールチャーハンの味は完全に味付けの技量がものをいうから、しっかり味を調整できれば本当に美味しい。

ただし、食感は米に「限りなく近い」が完全なる米ではない。どうしてもオートミール特有の異物感というか、硬さみたいなのはある。が、それさえ許容できれば9割は米と同じと言っていい。

結論としてはほとんど米のチャーハンと同じ感覚で、しかも米よりも健康的にチャーハンとして楽しめる、しかも米と違って準備に手間のかからない、まさに一人暮らしの救世主。

費用を計算しても、オートミール60gでだいたい60~70円、ベーコンが50円くらいでシイタケも25円、長ネギを4/1くらいつかって大体30円くらい、卵が最近なにかと高いけどそれでも200くらいかな?これって普通に安いよね。

なので晩飯に迷ったときはとりあえずこれを積極的に作って生活していきたいと思う。

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