ドライフラワーをメインに物販を行っているが、店内の深部になぜがカフェも併設されている。天井からは無数に植物がぶら下げられていて、都会の中心部とは思えない程自然と触れ合えている気分になれる。
お店について
営業時間 | 8:30~21:00 |
住所 | 札幌市中央区大通西6丁目 |
駐車場 | なし |
支払い方法 | 現金/バーコード決済(PayPay確認) |
予算 | 1000~2000円 |
大通公園の西6丁目の交差点を南に曲がると、左方向にとてもさりげなく「shelter cafe」と書かれた看板がぶら下がっている。店へのアクセスはそのビル(クリーンビル)の地下1階に降りる必要がある。そうすると、カフェとは思えないくらい天井から植物のぶら下げられた光景が広がるが、それで正解。ドアを開けた先が店内となっている。カフェエリアは店内奥の方のためややわかりづらいが、店員さんの案内に従えば問題なくたどり着ける。
内装
天井や壁自体は何の変哲もない一般的な黒の物だが、それらが徹底的に、色とりどりの植物やライトで装飾されている光景は驚愕というよりも、サイケデリックな異質すら感じる。これら植物はドライフラワーなのか、人工物なのかよくわからない。ただ少なくとも、この装飾はとても奇妙だが神秘的で、屋内というよりもまるで雑多に植物が生い茂るジャングルにでも迷い込んだようだった。そして遂にお茶が運ばれてきたなら、ジャングルの中でダイニングテーブルでも広げて、外にいる時の開放的な気分でアフタヌーンティーを嗜んでいるかのようだった。
驚くべきことに、これら植物はお手洗いの中の壁と天井まで容赦なく装飾している。世界観の作り込みに対し妥協を一切許さないという徹底ぶりを感じられる。
席
二人用のテーブル席が殆どで、カウンターなどはない。
客層
俺(男)以外には二人組の若い女性客がいた程度だった。(ちなみにこの内一方が、その日誕生日だったらしく、店グルで盛大に祝われていた)以前にも訪れたことはあるが、比較的女性の組客が多い。男性客といえばカップルの片割れ程度だろう。
混雑具合
日曜日の19時頃に来店した時は、俺(男)以外には二人組の女性客が1組だけだった。
ちなみに以前、土曜日の昼3時ごろに訪れたが、席の大半が埋まっていて、最後の1席にギリギリ間に合ったという程だった。おそらく需要の集中するのはランチタイムか、休日の3時のティータイム。そのため昼どきの来店には待ち時間に注意。どうしても人混みが苦手ならば、俺のように夜の来店も薦められるが、閉店時間が21時ということはあらかじめ考慮すべきだろう。
頼んだ物
抹茶のジェラートとアプリコット紅茶ハーブティーを注文。アプリコット紅茶は不眠などに対して改善効果が見込めるとメニュー表に書いていた。
紅茶もジェラートもとても美味しかった。しかし、言葉にする事例え難し。
紅茶はとにかく口に入れた瞬間のフルーティーな香りを感じることができる。雑味もなく、いい香りと甘みをいいとこ取りして味わうことができる。後味に雑味も残らず、まるで元々何も飲んでいなかったかのようにさっぱり。温度の塩梅もちょうどよくて飲みやすい。そして、即時リラックス効果を感じられる。150ミリほど注げる透明の小さなカップだが、ポットの方にはおよそ4杯分ほどが注がれてくるので、量には困らないだろう。とはいえ、これなら延々と飲めてしまうほどさっぱりしている。何杯でも頼みたくなると、誰もが同じことを言うだろう。
抹茶ジェラートも甘すぎす苦すぎずさっぱりてしていて食べやすかった。紅茶との抜群の相性を感じられた。
その他の特記事項
物販
物販コーナーではドライフラワーが売られている。こちらだけ買って買えることも可能。俺は花に関しては店で門外漢だが、強いインテリア性を感じられるものであったことは、嫌でも認めざるを得ないだろう。ドライフラワーに興味がある者、自宅のインテリアにより煌びやかさを加えたい人は訪れる価値があるだろう。
モバイル通信について
店舗が地下のためか、スマホの通信が滞る現象が度々見受けられた。その日手元に偶然あった2タイプの回線、すなわちamahoとiijデータSIMについて具体的な事象を示すと以下のとおり。
amahoの方はインターネットへつながりはするものの、通信速度自体はかなりギリギリ。回線スピードを測定したところ、6Mbpsだった。休日の晩にamahoがここまで遅くなるのは平時では考えられないため、店舗の立地がいかに回線に強い影響を与えているかわかる。
iijはもはやインターネットへの接続そのものがおぼつかないどころか、殆ど不可能と言ってしまって言い過ぎない。回線スピードを測ろうとしたら、アプリケーションの方からその仕事をすっかり放棄してしまった。
上記により、特にMVNOをスマホの回線に採用している際は要注意。普段からpovo2.0のような無料回線をサブ回線としてSIMスロットにセットしているのがいいのかもしれない。
==以下、脚注==
- 一部情報はGoogleMapの情報を元に記載 ↩︎
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