【札幌】狸小路で抹茶が手軽に楽しめる、RIQ

RIQは狸小路５丁目にある日本茶をテーマにした喫茶店。
本格的な抹茶や、抹茶をベースとしたパフェやクレープなどのスイーツを味わえる。
日本ならではの渋い味わいと洋風スイーツの甘さのいいとこ取りを楽しみたい人にはぜひお勧めだ。

お店について

狸小路のど真ん中に位置するため、アクセス自体は良好。しかし、建物自体が少々こじんまりしているため、一見しただけでは見つけにくいかもしれない。
狸小路５丁目と６丁目の交差点周辺を注意深く探せばみつけることができる。

１階と２階があるが、それぞれの階で別店舗扱いになっているらしい。

今回は１回の店舗にお邪魔させていただいた。メニューをざっと見た限りだと、１回ではお茶系のドリンクとクレープが頼めるようだ。パフェ食べたいなら２階に行くといいらしい。

奥側のイートインスペースにテーブル席がある。内訳は二人用テーブルが5席で、計１０席。カウンター席のようなものは注文口のすぐ横にそれらしき席が２つある。2階スペースは行ってないのでちょっとわからない。

客層は20〜30代の若年の女性がほとんど。土曜日の15時ごろに行った時は、男性は俺一人だった。

数か月前に夕方の６時ごろに訪れたこともあるが、その時は外国人観光客もいらっしゃった。
ちなみにその時は席が満席ですぐには座れなかった。

上述したように、テーブル席自体が１０席ほどのため、１０人入っただけですぐ満席になるし、休日のゴールデンタイムに来ようものなら余裕で立ちながら席の順番を待つことになる。

店内スペースもお世辞にも広いとはいえないため、半分ほどの埋まり具合でも窮屈さや周りの雑音の煩わしさを感じる。

自分は土曜日の１５時に訪れた。その時は7席くらい空いてたけど、後から団体客が来て全体の7割くらいは埋まってしまった。

まず、店内はかなり狭いので、ちょっとした窮屈感は否めない。

しかし、部屋のデザインは白い壁に灰色のタイルの床、木のテーブルというかなりシンプルにまとまったもので、清潔感を感じるし、見ているだけでも落ち着くものになっている。

それと、ソファ席の後ろ側の壁は障子っぽい装飾になっていて、日本の建築様式を感じられて面白い。

一番シンプルで、多分一番安いであろう「和光」という抹茶をいただいた。「和光」っていうのが何を意味するのかはあまりわかっていない。お茶に詳しい人いたら教えてください。

下にある２つの白い物体はお茶菓子だ。砂糖の塊の中にごまが混ざっている。

お茶菓子は砂糖の甘みをメインに感じながらも、ごまの香りがしてすごく美味しい。胡麻味のまんじゅうを食べている感覚に近し。

抹茶は本当に純粋に抹茶。余計な不純物が一切入っていなくて、お茶本来の香りと苦みを楽しむことができた。

そしてお茶菓子の甘さとお茶の渋みが絶妙にマッチしている。

店内は居心地はいいとは言い難いけど、狸小路を散策がてらあったかい抹茶を飲みたくなった時にふらっと立ち寄るにはちょうどいいのではないだろうか。

お茶自体は普通に美味しいし、SNS映えする見た目もしている。スイーツ系は今回は食べなかったけど、そのうちまた食べに行ってみたいと思う。

逆に恋人とのデートや仕事での利用は、日本茶にこだわりがなければあまりお勧めできない。店内は狭く、それなりにざわついているので、集中しづらい。