【札幌】ナガヤマレストは歴史を体感しながらグルメも楽しめる!

札幌市カフェ巡り記録

記事の投稿がすっかり止まってしばらくではあるが、その間に1つ1600字ほど書き留めてそのまま放ったらかしにしていたものがある。語りたいものや深堀したいことは山々あるにせよ、どこまでも調べものに追われて遂には面倒になってお蔵入りにするのももったいないから、渋々この辺で公開しておこうと思う。

この「ナガヤマレスト」に訪れたのは10月の中旬で、記事を書き上げたのが11月の中旬。些か内容不足であることを自分で自分に指摘したいところではあるけど、あまり考えすぎても埒があかない。

お店について

営業時間11:00~20:00
住所札幌市中央区北2条東6丁目
駐車場あり
支払い方法現金/電子マネー/バーコード決済
予算本格的にランチ、ディナーするなら1500~2000円
ドリンク、デザートなどの軽食なら500~1000円

ナガヤマレストはサッポロファクトリーのすぐ隣にある「旧永山邸」という建造物の一室で営業している。

建物自体が土足禁止で、入り口で靴を脱いで入館するので、カフェに訪れるには少し不思議な気分になる。脱いだ靴は入り口の下駄箱にしまって中に入るが、この時自分の靴をどこにしまったか忘れないように注意。

入ってすぐに正面奥へ続く廊下があって、そこを少し進むとナガヤマレストの店舗の入り口がある。

お店の中はどんな感じ?

席数

店内の最深部にカウンター席が3席。他は2人用のテーブル席が多分5〜6セットくらいはある。4人用テーブル席もおそらく3セットほど存在した。

カウンター席の目の前にはガラス窓があって、建物の入り口が見えるようになっている。人間観察が好きな人には面白く感じる席かもしれない。

内装

旧永山邸は明治期に作られた建物で、明治特有の和洋折衷の雰囲気を感じられる。店内自体もその例に漏れず、まるで今自分が明治自体に生きているかのような心持ちでコーヒーブレイクを楽しめる。

客層

比較的アラサー、アラフォー世代が多い印象。性別も男女で丁度半分くらいで、中年の夫婦や若いカップルも散見される。

雰囲気的に落ち着いた客層がメインのため、極端に大声で騒ぎ立てたりする人は殆どいないし、リラックスしながら食事できる。

混雑具合

平日の昼間ですらテーブル席は満席、俺が訪れた時は幸いカウンター席の最後の1席が空いていたために、間一髪で椅子にありつくことができた。

これが休日のランチタイムやディナータイムなら、かなりの混雑&待ち時間が発生することが予測される。

頼んだもの

この日は無難(?)にコーヒーとショコラテリーヌを頼んだ。

こちらのコーヒーは通常価格だと500円くらいする。ショコラテリーヌは単品で550円をギリギリ超えるくらいの値段。

550円以上のデザートと、コーヒー・紅茶・コーラのいずれかを一緒に頼むとドリンクがセット価格の350円で注文することができる。そのため上記の組み合わせはギリギリ1000円を超えない。

ドリンク類だと大抵のメニューは400円越えのものが多い。ラインナップは紅茶、ミルクティー、日本茶、ジュースなど。それぞれ日本茶とジュースは400円位だけど、コーヒーと紅茶は600円ほどの値段。抹茶ラテとほうじ茶ラテは700円越えと強気の値段設定。

フードメニューは上記のショコラテリーヌのほか、クッキーがギリギリ500円を超えない位の値段。その他、サンドイッチや、シチュー、スパゲティー類の食べ物は1000円か、高くて1300円くらいのものもある。いちごサンドが1090円するのにはビビった。

この店はソフトクリームが結構有名らしいので、軽くデザートを求めるならクッキーかソフトクリームが手頃でおすすめ。

旧永山邸のカフェ以外の施設

札幌の歴史に関する資料などがそれぞれの部屋に展示されている。

2Fには「図書館」と称した、壁の一角に本がぎっしり敷き詰められた本棚が置いてある和室がある。敷き詰められている本も、主に札幌の歴史に関する読み物が多い印象。部屋の中央にちゃぶ台と座布団が置いてあって、そこに座って無料で本を読むことができる。静かな和室で、つい1冊の本を黙々と読んでいたんだけど、これがかなり居心地が良い。

まとめ

「カフェを楽しむ」というよりかは一種の歴史建造物の見学、博物館の見学のような気分を味わえる。もちろんコーヒーやデザートの味も上質なので軽食目当てで訪れて損をすることもない。

札幌および北海道の歴史に興味がある人なら2階の図書室、資料室は必見。ふわふわした温風にあたりながら静かな和室で黙々と読書にありつける空間はまさに読書好き、歴史好きの極楽浄土だ。

土の時間帯も混雑が予想されるので、待ち時間が気になる人は訪問時間をじっくり吟味した方がいいだろう。ベストなのは平日の昼間だが、都合のつかない人も多いだろうから、甚だ難しい課題ではあるが。

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