【札幌】「サービス精神の暴力」と言えるセットメニューのある「パティスガーデン」

通院で西１５丁目付近に寄ったついでに、GoogleMapでよさげなカフェを見つけたので寄ってみた。
「パティスガーデン」というお店なんだけど、そこは今までに訪れたことのないなんとも個性あふれるお店だったので、記録していきたい。

お店について

最寄り駅は市電の西線６条、もしくは地下鉄なら西１８丁目駅。前者なら駅から降りて徒歩５分、後者なら１０～１５分でたどり着ける。

住宅街の狭い道の真ん中に位置するので、少々見つけずらいかもしれない。

店の入り口は植物の生い茂る庭の奥にあって、一見しただけでは見つけずらい。植物のある庭を奥まで潜れば入り口を見つけることができる。

お店の中はどんな感じ？

席数

横ならびのカウンター席が合計で８席。これらは4席セットが２つある感じ。

真ん中に６人くらい座れそうなテーブル席が１セット。本当に６人座れるのかは不明。

庭にダイニングテーブルがあってお客さんらしき人が食事をとっていたけど、これも客席なのかどうかはわからなかった。店員さんに交渉すれば使えるのかもしれない。

客層

木曜日の昼間11:00頃に訪れたらサラリーマンらしき男性客が２人いた。俺が入ったので合計３人になった。すぐ近くはオフィス街なので、昼時にはサラリーマンが結構来るのかな？
と思いきや昼時が近づくと40~50代くらいに見える主婦層が多く占めており、店内は主婦トークでにぎわっていた。店員さんと気さくに会話していたので、この人たちは常連さんか何かなんだろうか？

混雑具合

おそらく平日は昼時でもカウンター席の何席かは空いてると思う。というか俺が行ったときはほとんど空いていた。真ん中のテーブル席に関しては予約席だったので座れなかった。

お客さんがいなければ店員さん以外の会話と店内ラジオ以外は聴こえなくて、静かでまったりとした印象もあった。ただ、団体客が訪れればその会話内容はヘッドホンでもしていない限りはっきりと聴こえる。

内装

風情のあるカフェにありがちな白い壁とコンクリートの床に木の椅子テーブルと、小奇麗な印象で清潔感を感じた。

店内はなんか外国の民謡（？）風の音楽が流れている。これは結構俺好みな選曲だったので、居心地も耳の心地もよかった。

メニューと頼んだもの

個人的にこの店の最大の特徴はセットメニューの圧倒的なコスパと栄養バランス、そして量だと思う。

まず品目としてはケーキ、トースト、、和風のあんこやぜんたいの乗ったスイーツやアイスクリーム。どれも400~500円で食べることができる。
ドリンクだと紅茶やカフェラテ、緑茶、ジュースなど400円で、一般的なカフェのラインナップは網羅しているっぽい。そしてこれらも400円ほどで頼むことができて、街中の洒落たカフェと比べるとリーズナブルな価格設定だ。

フードのセットメニューなんだけど、ハンバーグやナポリタン、カツカレーといった家庭料理的なものをセット価格９００円（ドリンク付き）で頼むことができる。ただこのセットの内容がもう良い意味で滅茶苦茶だ。

俺はこの日ピザトーストのセットを900円で頼んだんだ。まぁせいぜいトーストとサラダとお茶がセットでついてくるのかな的な気持ちでいたら、店員さんがお盆を運んできて、その上に乗せてあるヤバすぎる光景にビビって笑いそうになってしまった。

どう見てもやりすぎだ。どこかの旅館の晩飯でも頼んだだろうかという気分になる。小鉢が多すぎてもはやそっちがメインで、ピザトーストがサブに見える。一般家庭でもここまでのボリュームのランチが出てくるなんてことは結構まれじゃないだろうか？ちなみに後からホットの緑茶が運ばれたきた。何より恐ろしいことに、このセットメニューが900円で頼めてしまう。

内容物としては、野菜のサラダに豆や煮もの、漬物やひじきなど、健康に良さそうなラインナップがそろっており、食べすぎで栄養バランスを崩すという事はないだろうし、むしろ健康になりそうな感じがする。

流石にこの量を食べるとなかなか満腹感を感じる。コスパも相まってかなり満足度の高い食事をすることができて良かったと思った。

まとめ

立地的なアクセスのしづらさはあるものの、久しぶりにインパクトのある個性の強いお店に行くことができて楽しかった。

お勧めできるユースケースとしては仕事の休憩でのランチだろうか、ただ如何せん量が多いので、眠気を避けたい人はセットではない通常のメニューを頼むのがちょうどいいかもしれない。

あとこの店の周辺はコンビニなど休憩ができそうな施設が少ないので、夏に徒歩で散歩したときにはふらっと冷たいお茶でも頼みに来るのがいいかもしれない。

それと何気にPayPay使えるので、そこは結構ありがたい。

割と気に入ってしまったのでまた行きたいと思う店の一つとして記憶しておきたいと思う。