【札幌】中央区の散歩の休憩にぴったり「CAFE YOSHIMI」

札幌駅⇔大通駅の地下歩行空間は、およそ如何なる曜日でも如何なる昼夜の時間帯でも、その膨大な人通りを中断することがない。とりわけ休日や真冬の寒い時であれば、この通路を通って札駅と大通近辺を行き来して散歩やショッピングに打ち込む人も多いだろう。

この通路を歩いている時、赤レンガテラスの地下入り口を通過する際に一定の存在感を発揮するのが傍らにある「CAFE YOSHIMI」。この比較的目に留まりやすいお店を以前から気になっていたので、この度行って見た。

お店について
メニューと頼んだもの
まとめ

お店について

経営母体のYOSHIMIは全国的に飲食店を展開しており、CAFE YOSHIMI以外では肉食系のレストランを数多く展開しているようだ。また、公式オンラインショップでもおそらく自社で開発したのであろう商品の物販が行われている。¹

営業時間	8:30~21:00
住所	札幌市中央区北2条西４丁目
駐車場	付近に有料駐車場有
支払い方法	現金/電子マネー可/PayPay決済を確認/クレジットカード
予算	一部セットメニュー（ドリンク+フード）で1200円程。ドリンクのみで600~700円その他もろもろ2000円くらい

アクセスは詳細を記すまでもなく、地下歩行空間から赤レンガテラスの地下入り口を目指す、もしくは地上から赤レンガテラスに進入し、地下を目指す。ここまでを達成するだけで、嫌でもお店の存在を目視できる。

席

全１０６席。³

全ての席がテーブル席と見受けられる。二人用テーブル席が多め。ソファーを備え付けている４人用くらいのテーブル席もある。無理をすれば５人連れでもなんとかおさまりそうだ。

内装

店内はバスケットボールよりも一回りは大きいくらいの照明で何か所も照らされていて明るい。

間取りは入り口から見て奥側に沿って深く、その最深部が一口からしっかり見通せるくらいに上下左右の空間を確保されていて、店舗外側の外壁には殆どの領域にガラス窓を拵えている。

店舗自体は地下にあるけれども、上記により地下特有の閉鎖感、薄暗さを感じさせず心地が良い。

客層

とりわけ男性客とか女性客とか、若年か中年か、観光客が多いなどというわけでもなく（強いて言えば殆どが地元市民と見受けられるけれども）幅広い層に利用されていると言っていいだろう。

そのため、１人客でも友達連れでも、家族やカップルでも入店の敷居は感じないと思われる。

混雑具合

祝日の昼間15時ごろに訪れた際には、およそ7割ほどの席は埋まっていた。

入り口すぐのところにある、順番待ちを記載する用紙には随分ぎっしりと名前が書かれているように見受けられたけれども、ほとんどの時間帯ではおよそ待ち時間によって足踏みをさせられることなく、スムーズに席へ案内されるだろう。

メニューと頼んだもの

各種ドリンクはその殆どが400円を超える値段設定で、コーヒーに関してはどれも600円を超える。ビールは600円程、ワイン・ハイボールで500円、ソフトドリンクでも500円近い。

ただし、殆どのフードメニューがおよそびっくりドンキーより些か高い程度の値段で注文可能。一例をあげるとするならば、ハンバーグ系のメニューが単品だと1500円程度での注文が可能だ。

とりわけコスパに優れるのはチーズカレーホットサンド（ドリンクセット）、ロールケーキのコーヒーセットだろう。前者はホットサンドと一部ドリンク（コーヒー、ソフトドリンク含む）の２つで税込み1100円、後者はロールケーキとコーヒーの2つで税込み960円程度。このうちドリンク代は両者共に280円なので、単品での注文よりずいぶん安くなる。

よしんばコーヒーを求めなくても、カフェでは定番の鉄板載せナポリタンが1000円程度なので、休日のお出かけランチ程度に寄るには悪くない価格帯と言えるだろう。

チーズカレーホットサンドを注文。サンド２枚とちょっとした野菜サラダが同じ皿に乗って運ばれてくる。

ホットサンドは受け取りってまもない頃は些か熱く、舌がギリギリやけどしないくらいには熱い。カレーの辛さもおそらく中辛くらいはあって、辛味が苦手な人は些か口に合わないかもしれない。ただし、そうでもなければ、そのスパイシーな香りと程よい辛さと温度もあって体がとても温まるし、これからの寒い真冬には積極的に食べていきたい品の1つだろう。

コーヒーに関しては、口に入れた瞬間苦味というより、辛味とはまた違ったやや舌を刺激するような感覚がする。コーヒーの味なんてものはおよそ苦いか酸っぱいかくらいの物だろうと思い込んでいたから、この味わいには勉強させられた。カップの乗ってる皿がやけに深く、取っ手部分を掴みづらい感覚がある。