【札幌】シメパフェに最適で入りやすい「幸せのレシピスイート すすきの店」

インターネットで軽く調べたところ、「幸せのレシピスイート」は札幌市内で複数店舗を展開しているらしい。そして、その殆どは中央区に存在する。

俺が今回訪れたのは、すすきのド真ん中にある「すすきの店」。ということで、その時の体験を記事にしていきたいと思う。

お店について

場所はすすきのエリアのど真ん中、かの有名なニッカの交差点から駅前通りをやや北上したらへんの、ビルの地下1階に店舗がある。

開いてみると、かなりアート的というか、キュートというか、いずれにせよ経営者のこだわりを感じさせる、心打たれるテイストのメニュー表だ。見た目的におとぎ話の一節をモチーフにしているように感じられる。

見ていて面白いメニュー表ではあるんだけど、いざ何を頼むのか決めようとなると、この絵の癖の強さに足を引っ張られてしまう感覚があった。というもの、やはり絵の情報からだとそれが「美味しそう」なのか「そうでもない」のか、という感情を想起しづらくなる。下の方を見れば、パフェに載っているスイーツが何なのか、という情報があるにはあるし、絵と名前の情報から、ある程度はどういうパフェなのか想像することはできる。しかし、その“情報“を受け取った時に「美味しそうだから頼んでみたい！」という感情が連鎖的に湧き上がりやすいかと言われれば、それは「否」だと思う。

やや批判的な書き方をしてしまったけど、このメニュー表自体はとても観ていて面白いので、決して悪い物ではない。

お店の中について

席

4人用テーブル席が2セットと、2人用テーブル席が3つほど。横ならび、カウンター席は確認できなかった。

内装

壁は一面が真っ白で、床もフローリングだけど色味はかなり白に近い肌色。

全体的に白が目立つ内装で、間接照明的ではあるが暗い雰囲気を感じさせない。地下ではあるが、長時間居ても窮屈さや空気の重さを感じない居心地の良い空間だ。

混雑具合

訪れた日は日曜日の19：30頃だった。席の埋まり具合は、入店当初は半分も埋まってなくて静かだった。

すすきのど真ん中のシメパフェ系スイーツ屋にしては少ない感じはあったけど、後から続々とカップルだの女性の組だのが入店してきて、最終的には9割くらいの席が埋まっていたように感じる。

とはいえ、日曜の夜というのは繁華街は比較的閑散としている方なので、これが金曜や土曜の夜となれば、おそらく随分な混雑が予想される。

客層

主な客層は、家族連れ・女性の組・カップルだ。女性の比率が比較的多く、男性はカップルの片割れや、家族連れのお父さんポジションが大半。

メニューと頼んだもの

パフェメニューは色々あって結構悩んだけど、上の写真にもある「胡麻と抹茶のパフェ 月姫の見た夢」（1380円）と、+400円のセットメニューで「ルイボスティー」をいただいた。

最上段には抹茶のアイスクリーム、そしてあずきと生のいちごが乗せられていて、黒胡麻のパウダーが満遍なく振り掛けられている。

その下の層にほうじ茶味のアイスクリームが、結構な面積を占有している。更にその下にバニラアイスと、よくわからないけど謎の果物が敷き詰められている。これらが抹茶やほうじ茶アイスの香りを緩和し、後味をさっぱりさせて終わらせてくれる。

感想としては、ほうじ茶・抹茶アイスがとても美味しいし、黒胡麻の香りやいちごの酸っぱさがアクセントとして効いてくれるので、長時間食べ続けても飽きが来ない。そして最後に、バニラアイスの普遍的な味が甘ったるさを緩和してくれて、すっきりした気分で完食できる。とても幸せな時間を過ごせたし、また食べに来たいと思った。

ルイボスティーはこの日は確か、シトラスの香りをプラスした気がする。自分はルイボスティーの特有の香りが些か苦手なのだが、この日頼んだものに関しては、香りもさっぱりしていてとても飲みやすかった。

余談にはなるが、無料で提供いただけるお冷は若干レモンっぽい香りがする。普通の水だと思って飲んでかかると、少し違和感を覚えるかもしれない。

まとめ

すすきのという立地に由るアクセスのよさ、店内の落ち着ける居心地の良さ、美味しいスイーツなどの理由からとても満足することができた。

飲み会の帰りやカップル同士の来店、友達連れや家族づれなど幅広いシチュエーションでおすすめできる。

ただし、予算で考えれば少し贅沢をしようとすると、会計が2000円を超えやすくなるので、自分のお財布をよく確認しながら遊びに来ることをお勧めする。

そして、俺の来店時には日曜日の夜ということもあって混雑状態ではなかったが、金曜日や土曜日の夜など、飲み会タイムにはそれなりの混雑が予想されるので注意。